自分のことを好きになれない理由

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「自分が嫌いで仕方ない」

僕は何年も自分が嫌いで仕方ありませんでした。

・・・今でこそ、足りないものばかりの自分でも、だいぶ許せるようになってきた。

けど少し前まで、自分を好きになることができませんでした。

 

自分を好きになれない理由

自分の欠点をあげればキリがありません。

  • 不器用
  • コミュニケーションが下手
  • 人に良い顔ばかり見せてしまう
  • 自分のことばかり考えてしまう
    ・・・などなど

かるくこの3倍は欠点があるんだけど、

それよりも、自分が自分を好きになれない一番の理由は、

ぼくの場合は他人を見下してしまうことです。

これが自分自身でいちばん自分を許せないことでした。

 

・・・じゃあ、なんでぼくは他人のことを見下してしまうのか?

それはホッとするから。

どういうことか?

自分自身のことが嫌い→他人のアラをみつける→優越感を感じる→ホッとする

(こうして文字で書くと、より自分のダメさを感じる。)

ようは、自分の価値を、相手と比べてしか分かれなかった。

本当はそれがいけないことなのは分かってる。

だけどやめられない。

そうでもしなきゃ、自分であることが辛い。

そんな自分が、もう本当にほんとうに嫌いで仕方ありませんでした。

 

「自分が嫌い」だったぼくが楽になった言葉

そんなある日、「他人のアラばかり見つけようとする自分は、病気なんじゃないか?」と本気で考え始めます。

そんな時、とある本に出会いました。

この本に、こんなことが書いてました。

人は多かれ少なかれ、人の不幸を喜んでしまう部分はある。

でもそこで自分を否定してはいけない。

自分の感じたことを否定してしまううちに、自分のことを嫌いになってしまうからだ

 

今まで自分が憎くて仕方なかった部分が、実は自分だけじゃなくて、多くの人にある、ということ。

「え?僕だけじゃないの?」

って思いました。

その瞬間、ほんとうに救われた気持ちになりました。

 

そして、自分でも感じたことのない感覚を覚えました。

「自分を許す」という感覚です。

「人のアラばかり探して自分を安心させる、そんな最低な自分でさえ、許していいんだ」

そう思えた瞬間に、ほんとうに気持ちが楽になりました。

 

・・・もちろん、それが良くないことは百も承知です。
肯定なんてできない。

ただ、悪いと知ってて辞められない自分に嫌気が指していました。

・・・だから、本当に救われました。

また、自分を許せたら、なぜか他人の欠点を探すことが減っていきました。

 

・・・「自分が嫌い」って人は、自分を許せてないのかなって思います。

いろんな理由で自分を嫌いになることはあるけど、そんな自分でさえ許してほしい。

10年以上自分が嫌いで仕方なかった僕が、同じ境遇の人に伝えたいことです。

 

今は少しずつ自分を好きになれている自分がいる

ちなみに今は、少しずつ自分を好きになることができています。

「なんで?」と聞かれると、いくつか理由はありますが、やっぱり自分を許せてるからだと思います。

いろいろとダメな僕でも、

「そんなダメな自分でもいいじゃないか」

と今は思えています。

 

自分を好きでいられる人は、どんな人生送ったってきっと幸せ

最近思うことがあるんです。

きっと、自分を愛することさえできれば、どんな人生送ったって幸せに生きられるんじゃないかなって。

働いていようが働いてなかろうが、
好きなことやってようがそうでなかろうが、
友達が多かろうが少なかろうが、
お金を持ってようがそうでなかろうが。

どんな人生歩もうが自分を好きでいられる人は本当の意味で豊かに生きられるはず。

・・・もちろん、簡単なことじゃないのは分かる。自分を許すってことは。
何年も自分に劣等感を抱いてるなら、なおさら。

それでも、1ミリでもいいから、自分を許すことができれば、心は軽くなるはず。

だから、どんな自分でも、まずは許してほしいな。

 

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