Twitterでこんなニュースを見た。
「性風俗業は仕事であり、職業です」経営者の女性が国を訴えるまで
新型コロナウイルスの影響で経済的な打撃を受けた事業者を支援するために、国が実施している「持続化給付金」や「家賃支援給付金」。
これらの制度で、性風俗業関連の事業者のみ給付対象外とされているのは、職業差別であり、「法の下の平等」を保障する憲法に反しているなどとして、関西地方でデリヘルを経営する女性(30代)が国を提訴する。
8月27日には訴訟資金を募るクラウドファンディングを開始。原告側弁護団の調べによると、持続化給付金の制度をめぐる裁判は日本で初めてだという。
法律を守り納税もしてるのに、なぜ「性風俗」というだけで国から給付金をもらえないのか。これはコロナ禍が浮き彫りにした「職業差別」。訴訟を通じて性風俗への差別の根っこに何があるのか明らかにしたい。そして国による性風俗への差別の歴史を終わらせたい。ぜひご支援を!https://t.co/WjlgraaYgk
— 亀石倫子sexworkにも給付金を訴訟 (@MichikoKameishi) August 27, 2020
簡単に説明すると「性風俗業には持続給付金は支給しない」とのこと。
「え?」と思った。
「なんで?」と思った。
心のどこかがチクっとした。
別に風俗関係に勤めてるわけでもないのに、なんかモヤモヤした。
僕は政治のことは分からない。
税金の使い道とか、そういう難しい話をされたら、僕は何も言えない。
あくまで感情のままでしか書けないんだけど、悲しい。
記事のタイトルでもあるように
「性風俗業は職業ではない」
と言われてる気がして。
仕事の定義が、僕にははっきりと説明はできない。
「・・・人の役に立つことが仕事」
みたいな、小学生でも答えられるような回答しか言えない。
、、、でも、もしその通りなら、
性風俗はかなり誰かの力になってる。
消そうにも消すことのできない、
どこにも向けることのできない、
生まれ持った欲を、満たしてくれる。
僕も風俗に一度、お世話になったことがある。
その夜は本当に寂しかった。人肌が恋しかった。
自慰じゃどうにもならなかった。
夜の街へ向かい、人生で初めて風俗に行った。
ことが終わった後、
「すいません、最後に抱きしめてもらっていいですか?」と聞いた。
理由は分からないけど、どうしてもそんな気持ちになった。
その方は、笑顔で「はい」と答え、抱きしめてくれた。
なんだかすごく優しかった。
涙がでた。
心から「ありがとうございました」と言って部屋を後にした。
性風俗という職業は、
本当にたくさんの人の力になっていると思う。
そんな人たちが、
なんでこんな辛い思いをしなきゃいけないんだろう。
あの時の気持ちを忘れません。
少しでもお力になりたい。
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